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2010年8月アーカイブ

9月5日の佐渡トライアスロンのサポートをしてくださる小出さんの伴走(スクーター)で、バイクによる中沢峠越えにチャレンジしました。昨年も行って達成しているので、さほど苦はないだとうという思いでした。2週間前には高遠側から分杭峠に上がって、中沢峠を下りました。今回はその反対です。

暑さもありましたが、中沢峠は急峻で登りごたえがありました。約12kmがほとんどフラットなしの上りで、立ちこぎをしないととても上がれない箇所もありました。汗びっしょりになって、何とか登り切った感じです。昨年も相当苦労したことを、忘れていたようです。頂上で小出さん持参のおにぎり、さんまの天ぷら、キュウリの漬物をいただきました。とても美味しかったです。ありがとうございました。

下りは長谷から高遠に抜けて、伊那から火山峠を越えて、駒ケ根に戻りました。走行距離は約60kmでした。その後は、傷めている右大臀筋にテーピングをして、ゆっくり6kmを走りました。途中宮田の実家に寄って、頭から水をかけて、扇風機で体をクーリングしました。

今年は残暑が厳しいとのこと、9月5日の佐渡本番は暑さとの闘いにもなりそうです。熱中症予防をしながら、完走を目指します。応援していてください。

まさに異常ともいえる酷暑が続いています。クリニックにも、夏バテ、軽い熱中症で来院される方が大勢います。ゲリラ豪雨、ロシアの広範囲にわたる山火事など、地球温暖化による災害が多くなり、近い将来に不安を感じる日々ですね。まだまだ暑い日が続きますので、今回は夏ばて、熱中症の話をいたします。


夏ばてとは?
 「夏ばて」は正式な病名ではなく、いくつかの症状を総称して「夏ばて」と呼んでいます。夏ばては、暑さに対する体温調整がうまくいかなくなり、様々の症状が出てきます。思考力が低下する、疲れやすく疲れが取れない、睡眠不足で朝起きれない、食欲がなく冷たいものばかりを飲む、胃腸が不調になる、体重が減るなど、暑くなってこういった症状を認めたら、夏ばてです。


夏ばての原因は?
 人間の体は、体温を調整するために汗をかきます。暑くなって汗を出し、その汗が蒸発する時に熱を奪う気化熱の性質によって、体温の上昇を防いでいます。ところが、エアコン生活に慣れてしまっている現代人では、汗をかく機会が減り、体温調整に貢献する能動汗腺がどんどん退化していると言われています。体温調整が苦手な現代人では、夏ばてや後でお話しする熱中症が多くなっているのです。その他の原因としては、①多量の発汗により脱水やミネラル不足になる、②暑さのため、そうめんやソバなどのあっさりした食事を好み、栄養バランスが崩れる、③寝苦しい夜のため睡眠不足になる、④冷房施設の普及により、室内外の気温差が大きく体温調整が難しくなる、などが挙げられます。


夏ばての予防unagi.jpg
①良質な蛋白質、ビタミンB群を積極的に摂取する。
 暑くなるとついつい食事があっさりになります。夏にそうめんやソバを食べるのは日本の独特の文化ともいえますが、こればかりでは栄養バランスを崩してしまいます。蛋白質は体のエネルギー源になりますし、ビタミンB群は食べ物の消化や吸収を助けます。うなぎや豚肉はこの両方の栄養素を兼ね備えた食材です。日本では、夏の土用の丑の日にうなぎを食べたり、夏には豚の冷しゃぶをする習慣がありますが、これは夏ばて予防の意味では理にかなっています。野菜としては、キュウリ、ニガウリ、トマト、ピーマン、オクラ、ネギ、スイカなどが夏ばて予防に適しています。
②香辛料で食欲をアップする。
 暑さで食欲が落ちがちですので、しょうが、わさび、ハーブなどの香辛料を上手に使って、食欲増進をはかりましょう。胃腸の不調な方では、香辛料の使い過ぎは避けて、適量を上手に使いましょう。コラムでも取り上げましたが、お酢も有効です
③炭酸飲料、アルコールは控えめに。
 暑さで胃腸が弱っている時に、炭酸飲料やアルコールの飲み過ぎは、さらに胃腸の不調を招きます。水分補給は大切ですが、冷たい水分のがぶ飲みは避け、スポーツドリンクや白湯などで適量の水分摂取を心掛けましょう。

 


熱中症とは?
 人間の体温は暑いさなかでも、常に三七℃前後に保たれるように体温調整されています。先ほどお話ししたように、暑い時に汗をかいて蒸発する時の気化熱で体を冷やしたり、
皮膚の表面に血液を集め、外気への伝導や放射で熱を逃がそうとしています。ところが、気温が非常に高い日や湿度が高くて汗が蒸発しにくい場合は、体からの放熱が追いつかず体温が上がってしまい、やがて体温調整機能が破綻して、様々な症状が出現します。
 熱中症は、水分と塩分(ナトリウム)の不足によっても起きます。大量の汗をかくと、汗とともに体内のナトリウムが排出されます。体内のナトリウム濃度が下がると、脳は濃度を上げるようにさらに汗をかくように汗腺に指令を出します。このため、汗をかく前に、水分と同時に適度な濃度の塩分も補給しないと、脱水から熱中症になってしまいます。


熱中症の症状と手当
 初期症状はめまいや立ちくらみ、筋肉のけいれんや硬直です。暑いさなかこのような症状の方がいたら、直ちに涼しい日陰で衣服をゆるめ、スポーツドリンクなどで水分補給をさせて下さい。さらに、冷たいタオルで体をふいたり、体に水をかけてうちわなどで風を送って体温を下げてあげると良いでしょう。応急処置の後は、医療機関に連れていって下さい。
 熱中症が進行すると、頭痛や吐き気、虚脱感などの症状がみられます。さらに重度になると、意識障害、全身のけいれん、手足の運動障害、四〇℃を超える高体温などの症状が現れ、生命に危険が及びます。このような状態では水分補給は無理になりますので、体を冷却する応急処置をしながら、救急車を呼んでください。


屋内でも起こす高齢者の熱中症
 高齢者は室内でも熱中症になりやすく、死亡例が増えています。高齢者では体内の水分量が低下し、これに比べて発汗量や血液量が減少しています。さらに、のどの渇きを感じにくくなっているため、水分摂取不足になりがちです。気温の変化を感じる機能も低下しているため、暑くなっても発汗の始まりが遅くなっています。高齢者では、汗の蒸発による体温低下や、皮膚の血流増加による放熱作用が落ちているため、体温が上がりやすいといえます。また、高齢者ではエアコンの冷風を嫌がってエアコンを使用しなかったり、高目の温度設定にすることが多いようです。トイレが近くなることを嫌って、水分も控えがちです。こういったことが重なって、炎天下の屋外でない家の中でも熱中症になってしまうのです。

高齢者の熱中症対策
①普段から、のどが渇く前に定期的に水やお茶(カフェインの含まれないほうじ茶が良い)を飲むようにして、特に寝る前にも水分を摂取する。枕元に飲み物を置いて、目が覚めたら少量でも水分を摂取する。
②高齢者は長風呂の方が多いですが、暑いさなかは、ぬるめのお湯で短時間で済ませる。
③ウオーキングなどの運動をする場合は、早朝など気温が上がらない時を選んで、体温調整しやすい服装で、運動前には十分な水分補給をする。
④気温の変化に対する感覚の低下を補うために、室内の見やすい場所に大きめの温度計を置く。温度計が三〇℃を超えるようなら、エアコンを使って室温をこまめに調整する。温度計は居間だけでなく、トイレ、浴室にも設置する方が良い。各部屋の温度差を小さくする体に優しい環境作りが、熱中症だけでなく、病気の予防になる。
 以上、夏ばてと熱中症についてお話しました。皆さんが生活の工夫をして、この暑い夏を健康に乗り切ることをお祈りしています。

9月5日に恒例の佐渡トライアスロン大会があります。昨年は走行距離236kmのAタイプ参加でしたが、今年は127kmのBタイプへの参加です。

7月18日に第2回静岡児童合唱団駒ケ根公演~すずらん大音楽会~という大イベントがあったため、昨年に比べるとかなりの練習不足になっています。4月の長野マラソンで傷めた右大臀筋の調子も今一つで、思いっきり走れないのも悩みの種です。すずらん大音楽会が終わってからは、バイクとスイムの練習を中心にやっています。

今日木曜日午後はクリニックは休診。駒ケ根市民プールに出掛けました。雷鳴が少しあったので、管理人に途中で止めてもらうかもしれないと言われ、空模様を気にしながらも、それでも予定の2000mを約44分で泳ぐことができました。

次の日曜日はランの師匠でもある小出俊美さんのサポートで、バイクで中沢峠経由で分杭峠越えの予定です。がんばります。

 

(2009佐渡トライアスロン、3800mのスイム後のスナップ)

2009sadoswim.jpgのサムネール画像

2009swim.jpg 

2009sadoswim.jpg

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