2011年6月アーカイブ|院長&スタッフブログ|医療法人すずらん まえやま内科胃腸科クリニック

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2011年6月アーカイブ

 先月号で便通をよくする方法として、朝食を必ず摂取すること、不溶性と水溶性の食物繊維をバランス良く、1日25g以上摂取すること、マグネシウムの多い食品を積極的に摂取すること、朝食にオリーブオイルを摂取すること、などを紹介いたしました。さらに、付け加えるべき快便法をこの号で紹介いたします。
ビフィズス菌を増やすオリゴ糖を1日3回摂取
 オリゴ糖は単糖が2~20個結合したもので、消化酵素に分解されにくいいくつかのオリゴ糖が大腸に達して、善玉菌であるビフィズス菌の栄養となります。ビフィズス菌が増えれば、便通も良くなり、腸内の免疫環境が改善するため、病気を遠ざけることにつながります。果物や豆乳など、オリゴ糖が含まれている食品から摂取するほか、スーパーで入手できるオリゴ糖を利用されてもいいと思います。
植物性乳酸菌を積極的に
 これまで乳酸菌というと、乳由来のヨーグルトやチーズなどの動物性乳酸菌が一般的でした。2006年に「植物性乳酸菌」が登場してから、便通の改善以外に、腸のストレスを取り除く作用や、脳の活性化作用などがあり腹部マッサージ.jpgのサムネール画像注目されています。植物性乳酸菌は、漬物や味噌、しょうゆ、酒など発酵食品に多く含まれています。ただ、これらの発酵食品だけから植物性乳酸菌を摂取するのは、塩分の取り過ぎやアルコールによる肝臓への負担などの問題があります。植物性乳酸菌はサプリメントの形状になっているものや、飲料やヨーグルトに含まれているものなど様々ありますので、好みの物を利用するといいでしょう。
便秘や停滞腸の人におすすめの腹部マッサージ
 便秘や停滞腸の方は、夕方になると腸にガスがたまり、お腹が苦しくなる場合がよく見られます。松生氏は大腸内視鏡検査後のガス抜きの原理を応用した、腹部マッサージ法を紹介しています(右図)。理にかなった方法ですので、腹部膨満でお悩みの方にはお薦めです。ウオーキングなどの有酸素運動も腸の動きを良くするためには大切ですが、直接的に腸に働きかけるマッサージも大変有効だと思います。
 さて3回に渡って「快便が健康な体を作る」をテーマにお話させていただきました。大腸の持っている様々な働き、便通をよくするためのコツなど、ご参考にして下さい。
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