2017年10月アーカイブ|院長&スタッフブログ|医療法人すずらん まえやま内科胃腸科クリニック

院長&スタッフブログ
まえやま内科胃腸科クリニックWebサイトへブログトップヘ
トップページ > 院長&スタッフブログ > 2017年10月 一覧

2017年10月アーカイブ

 前号では、長野県真田中学校での給食変革による奇跡をお話しいたしました。給食を米食にして、地産地消の素材で、無農薬、低農薬の食事に変えたら、非行問題がゼロになったという今から20年程前にあった本当のお話しです。今回は、どんな食材が子供の脳に悪い影響を与えているのか、お話しいたします。
コンビニ食が腐りにくいのはなぜか?
 前号で、真田中学で非行問題を起こしていた生徒の家庭ほど、コンビニ食に偏っていたお話しをしました。コンビニ店は、24時間営業であちこちにお店があって、私たちの生活になくてはならないものになっています。皆さん、コンビニ食による食中毒事件の報道って、記憶がないでしょう。なぜだか分かりますか?
 国の食品基準により、お店で売っている食品は36℃の環境下で2日間(48時間)腐らないように加工する義務付けが行われています。家庭で作った食品で、丸一日経過したものは食べませんよね。コンビニ店では作って2日経過しても、腐らないような加工がしてあり
キッチンハイター.jpg
ます。コンビニのお弁当やおにぎりには、次亜塩素酸を混入させているのです。ところが、次亜塩素酸の表示義務がないために、皆さんはそれを知らないのです。 次亜塩素酸は、消毒用のキッチンハイターの主要成分で、細菌やウイルスを死滅させるものです。プールや水道水にも使われるカルキが次亜塩素酸です。水道水に使われる次亜塩素酸はごく微量ですが、健康を考える方は、水道水を沸騰させてカルキを飛ばして飲料水として飲む方もいますよね。
 実際のコンビニ弁当やおにぎりには、念入りに50℃の環境下で3日間(72時間)食品が腐らないようにするため、多量の次亜塩素酸が混入されています。次亜塩素酸は、明らかに人体にとって毒物です。コンビニ食を作っている従業員は、この事実を知っていますから、コンビニ食は絶対に食べないそうです。
 これに関連して、回転ずしのお話しもします。回転ずしでの食中毒事件の報道も聞かれませんよね。やはり、多量の次亜塩素酸を混入させているからです。こもれびカルテットのメンバーであるI君が、以前こんな話を私にしました。「H寿司はまだいいけれど、K寿司の寿司はかなりカルキ(次亜塩素酸)の味がして、やばいですよ」と。味に敏感な人には、回転ずしの寿司が体に良くないことが分かるんですね。子供が大好きで、回転ずしをよく利用している私には分かりませんが...
 家庭で作った食事がやはり一番安全なんです。キッチンハイターの混入した食品を、誰も好んで食べませんよね。特に脳が発達段階にあるお子さんには、腐らないような食品を与えてはいけない、腐る食品(次亜塩素酸の入っていない)を与えるべきです。もちろん、腐る前に食べないといけませんが。マスコミでは、こういった事実を国民に知らせる報道はしません。なぜなら食品業界にとって、生きるか死ぬかの企業存続に関わるデリケートな問題だからです。国も食品衛生管理上、食中毒を予防する観点で、食品に毒物を入れることを容認しているわけです。
できるだけパン食を控えましょう!
 真田中学の給食の改善での大きなポイントは、パン食を止めて、完全な米飯に切り替えたことです。お分かりになると思います。パンは健康に良くない食品なのです。2年前のすずらん新聞(第161、162号)で『グルテン過剰摂取警報』でも取り上げましたので、そちらもぜひお読みください。小麦に含まれているグルテンという物質(粘着力があって、食べ物をふわりとさせる成分)が、様々な病気の原因になっているのです。特に脳の働きに異常を来す病気、注意欠陥多動性障害・自閉症など子供たちの発達障害、うつ病、アルツハイマ
クロワッサン.jpgのサムネール画像
ー型認知症、筋委縮性側索硬化症、パーキンソン病、統合失調症、てんかんなどです。欧米では、自閉症の子供たちに、グルテン除去の食事を指導し、症状の改善をはかることはもはや常識になっています。日本はあまりに遅れています。
 小麦で作られる食品は、たくさんありますよね。パンだけでなく、パスタ、うどん、ラーメン、そうめん、お好み焼き、タコ焼きなどで小麦は使われます。グルテン過敏症が明らかな方は、小麦の完全除去が必要ですが、そうでない方は取りあえずパンを止めるのが良いと思います。パンはグルテンの多い強力粉が使われ、様々な食品添加物が含まれているからです。麺類は塩程度で食品添加物が少なく、お好み焼きやタコ焼きも具以外はほぼ小麦(グルテンがやや少ない中力粉)です。健康のために止めるべきパンとは、食パン(サンドイッチも含む)、ロールパン、コッペパン、フランスパン、ピザ、ナン、ホットケーキなどです。砂糖がたくさん使われている、菓子パン、スナックパン、ケーキ、クッキーも、当然止めるべき食品です。女性の方、子供たちには気の毒ですが・・・こんなことを以前から話している私の家庭でも、パンは食卓に出てきます。私の場合、家庭円満のために、パンは少し食べて残すようにしています、ハイ。


牛乳は決して健康食品ではない、モー毒です!
 以前のすずらん新聞でも取り上げましたが、牛乳は決して健康食品ではありません。その時にお話ししたのは、カルシウム豊富が売り文句ですが、牛乳のカルシウムは小腸からほとんど吸収されず、かえって骨をもろくする作用があること、牛乳に含まれているホルモン(牛の赤ちゃんを育てる成長ホルモンや牛の女性ホルモン)が前立腺癌の発症を増やすという2点でした。
 食に関するセミナーからの情報で、さらに牛乳が体に良くないことが分かりました。まず、牛乳に含まれているホルモンが前立腺癌ば
モー毒.jpg
かりでなく、乳癌発症のリスクも高めています。牛乳をよく飲む女性に、乳癌が発症しやすいというデータが出ています。
 「母乳は白い血液」といわれるほど、血液の状態を反映しています。牛乳は、まさに牛の血液です。ところが、乳牛には遺伝子組み換えのホルモンが打たれ、穀物にも遺伝子組み換え穀物が使われ、さらに、乳腺炎の予防のために抗生剤が与えられています。このように多くの異物が与えられている不健康な牛から取れる牛乳が、人間の体にいいはずがありません。
 牛乳に含まれる乳蛋白質の約80%を占める「カゼイン」は、α型、β型、κ型の3種類があります。人間の母乳に含まれるのはβ型ですが、牛乳に含まれるのはほとんどがα型です。ですから、牛乳に含まれるα型カゼインは、人間の体内では消化されず、うまく吸収できないのです。牛乳を飲むと下痢になる人が多いのはこのためです。便秘の改善のために牛乳を飲む人がよくいますが、これは吸収障害を利用しているもので健康的な方法ではありません。α型カゼインを頻繁に摂取すると、小腸に未消化物がたまって腸内に炎症が起こり、さらに、消化できないα型カゼインは体内でアレルゲン(アレルギーの原因物質)と認識されるため、遅延型アレルギーの原因になります。蕁麻疹、喘息、花粉症などは原因物質を摂取後にすぐに症状が出現する即時型アレルギーですが、遅延型アレルギーは数時間、数日後に症状が出ます。小麦に含まれているグルテンと同様、カゼインは遅延型アレルギーによって、様々な病気の原因になりうるのです。海外では、発達障害のある子供にはグルテンを含む小麦、カゼインを含む牛乳を除去する食事療法が積極的に行われています。
牛乳の健康神話はどうやって作られたのか?
 昭和41年アメリカの小児科医スポック博士が著した育児書が日本で出版されました。世界43ヵ国語に翻訳され、総売り上げが5000万部という世界的な大ベストラー本でした。その本には、「生後3ヵ月での母乳からの断乳」「子供には牛乳や乳製品を積極的にとらせる」などの指導内容が書かれていました。日本でも、この内容が栄養士に教育され、母子手帳もこれを基盤に作られたため、常識化したのです。第1版が出版されて40年以上経過した昭和63年、スポック博士は第7版の改訂をしました。その改訂版では、6版まで「とるべ
ベストセラー本.jpg
き」としていた牛乳・乳製品を「とるべきではない」として、菜食を推奨する内容になったのです。ところが、この第7版は日本では出版されず、その訂正内容は広く知られないまま、今日に至っています。皆さん、どう思われますか?混乱をきたしたくないという国家的な圧力があったのではないでしょうか?
 朝食をパンと牛乳にしているご家庭も多いかもしれません。小さなお子さんのご家庭では、ぜひとも朝食はご飯を主食にしてもらたいものです。将来、アルツハイマー型認知症、うつ病といった脳の病気を予防する意味でも、パンと牛乳は止めるべき食材だと思います。学校給食では、依然としてパンと牛乳が出されています。様々な抵抗は予想されますが、給食でのパンと牛乳を止めさせる啓蒙活動に取り組んでいきたいと考えています。
医療法人すずらん まえやま内科胃腸科クリニック ご予約・お問い合わせ 0265-82-8614